墓石や仏壇などを販売する伊勢市上地町の「中村石材店」の創業100周年記念式典が18日、市内で開かれ、社員や来賓の計約40人が参加した。
式典では、この日就任した林秀和会長（前社長）が「地域で長く商売をするためにも、時代の流れに合わせて変わり続けなければ」とあいさつ。鏡開きで節目を祝った。各部署の代表者たちは今後の経営方針を発表。新たな霊園の開発による収益の確保や、ITの導入による業務改善を目指すなどと説明した。
中村石材店は1924年創業。2021年の事業承継で、なごやホールディングス（名古屋市）のグループに入った。近年は、営業拠点の統廃合や、需要が高まっている樹木葬墓地の販売などを進めている。
この日は、海田雅史新社長の就任も発表された。

引用：2024年4月20日　中日新聞WEB記事